オープンキャンパス

8月2日,3日に早稲田大学でオープンキャンパスが開催されました.

環境資源工学科は同じ部屋に各研究室ごとのブースを設けて展示を行い,大河内研究室も参加しました.私は3日の担当でした.

大河内研では展示中心でしたが,分析装置であるFTIRや前処理装置,顕微鏡などを実際に展示し,来場者のみなさんに実験の流れを説明しながら触ってもらいました.ブースは終日多くの方に来ていただき,大盛況となりました.研究室のメインテーマであるマイクロプラスチック研究についての説明が中心で,研究室の約半分のメンバーが取り組んでいるテーマです.

 

私は普段マイクロプラスチックをテーマにしていないため,初めは一から説明するのが難しかったのですが,話しているうちに理解が深まり,自分にとってもとても良い機会となりました.さらに,他の研究室の展示を見て研究内容を知ることができたのも貴重で面白い経験でした.

来場者は小さなお子さんから進学を考える高校生,ご両親や一般の方まで幅広く,世代を超えて多くの方々に興味を持っていただけました.特に印象的だったのは,小学校低学年くらいの女の子が海洋マイクロプラスチックについてとても詳しく,興味津々でたくさん質問してくれたことです.世間の関心度の高さを実感するとともに,こうして研究の意義を伝えられる場の大切さを感じました.

数年後に,今回来てくれた高校生や子どもたちが環境資源工学科,そして大河内研究室に入ってきてくれたら嬉しいです.